超開明的政治思想家であり、東郷平八郎・上村彦之丞・野津道貫ら、のちの帝國陸海軍重鎮の師であった英国式兵学者、赤松小三郎先生のTシャツです。
議会開設や人民平等という画期的・先進的な考えを誰よりも先に唱えていた人物。
再評価が進む公武合体派の人材の中でもひと際輝きを放つ存在です。
勝海舟の従者として長崎海軍伝習所に学ぶ。薩摩藩に請われ英国式兵学を教え、東郷平八郎、野津道貫ら、日本陸海軍の指導者たちを多数育成。
また、普通選挙による議会政治、人民平等、個性の尊重など、現行憲法に通じる憲法構想を、徳川・薩摩・越前に建白した。
徳川政権と薩長の内戦を回避し、平和的な新政府樹立を目指したが、大政奉還を目前に京都で暗殺された。享年37。(「赤松小三郎ともう一つの明治維新 テロに葬られた立憲主義の夢」関良基・著 より)
恥ずかしながら、私も上記で引用した書物を偶々書店で手に取ってその存在を知りました。
最近、”明治維新”について従来の見方を覆す意見が多く見られるようになっていますが、こちらも非常に刺激を受けた一冊でした。
「赤松小三郎ともう一つの明治維新 テロに葬られた立憲主義の夢」関良基・著
こんな討論番組も見つけました。とても興味深かったです。
https://www.youtube.com/watch?v=BgfC5843nr0
赤松の教え子であった東郷平八郎と上村彦之丞は、日露戦争に勝利した翌年の明治39年(1906年)5月、善光寺における日露戦争戦没者慰霊祭出席の帰途、上田に立ち寄り赤松の墓参を行いました。
大正13年(1924年)、赤松に従五位が追贈されると東郷平八郎は赤松顕彰碑の碑文を揮毫。恩師に繰り返し弔意を示した東郷平八郎でしたが、暗殺事件そのものついては生涯語らなかったと言います。
その時、「今日我々が露国を撃攘して、故山に錦繍を飾り得たのも、思へば赤松先生の薫陶の賜物とも言ふべきである」と述べたとか…
https://bushoojapan.com/jphistory/baku/2018/09/30/116458
知られざる、龍馬の先を行った男のTシャツをぜひ。
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