弘法大師の諡号で知られる真言宗の開祖にして三筆のひとり、無数の伝説に彩られた大僧、俗名佐伯眞魚こと空海上人のTシャツです。
日本天台宗の開祖最澄(伝教大師)と共に、日本仏教の大勢が、今日称される奈良仏教から平安仏教へと、転換していく流れの劈頭に位置し、中国より真言密教をもたらしました。
また能書家としても知られ、嵯峨天皇・橘逸勢と共に三筆のひとりに数えられています。
弘法も筆の誤り、弘法筆を選ばずなどことわざ・慣用句にもなっており、日本史上で最も有名な僧と言って良いと思います。
当初は20年間の勉強期間を前提にしていたにも関わらずたった2年で、密教をマスターし日本に戻った真言宗の開祖としてだけでなく、不世出の能書家(唐の地ですでに能書家として知られ、殊に王羲之や顔真卿の書風の影響を受け、また篆書、隷書、楷書、行書、草書、飛白のすべての体をよくしました。日本では入木道の祖と仰がれ、書流は大師流と称されました)としても、当代一流の文人(詩、上表文、碑銘文、願文などあらゆる種類の文を、草稿なしですぐに書き上げるのが常であったといいます)としても知られている大天才。
さらには満濃池の土木修理工事の指揮や庶民が学べる綜芸種智院の開設などにもその才能を発揮したと言います。
弘法大師に関する伝説は、北海道を除く日本各地に5,000以上あるといわれ、歴史上の空海の足跡をはるかに越えているそう。
その伝説は寺院の建立や仏像などの彫刻、あるいは聖水、岩石、動植物など多岐にわたり、特に弘法大師が杖をつくと泉が湧き井戸や池となった、といった弘法水の伝承をもつ場所は日本全国で千数百件にのぼるといわれています。
これらは、中世、日本全国を勧進して廻った遊行僧である高野聖が弘法大師と解釈されたとされる説が有力ですが、闇雲に多くの事象と弘法大師が結び付けられたわけではなく、その伝説形成の底辺には、やはり空海の幅広い分野での活躍、そして空海への尊崇があると考えられます。
2018年2月24日には監督:チェン・カイコー 主演:染谷将太 原作:夢枕獏『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』という日中共同製作映画、『空海 KU-KAI』も公開されました。
さらには、漫画家・おかざき真里が月刊スピリッツで 2014年7月号 – 連載中の『阿・吽』など
現代でもスターであり続けていますね。
※こちらは、東京は御茶ノ水『レキシズルバー』の3F、『レキシズルスペース』で偶然出会った素晴らしく格好良い弘法大師の拓本の掛け軸がモチーフのTシャツです
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