昭和期の力士。第35代横綱。本名龝吉定次。
大分県宇佐市に生まれ,1927年,15歳で立浪部屋に入門。
32年入幕,36年5月関脇に昇進してから強さを発揮し,39年1月安芸ノ海に敗れるまで69連勝の大記録を樹立し,双葉山時代といわれた。
その間37年1月大関,同年5月全勝3連覇で横綱に推挙された。178cm,124kgの均整のとれた体格で,力水は1度だけ,いつも受けて立ち,左上手をとれば負けたことはなかった。(世界大百科事典 第2版より)
不世出の横綱・相撲の神様・昭和の角聖。
国民的英雄となった昭和屈指の大力士。
史上最長の69連勝、ほかに5場所連続全勝優勝、全勝8回、年2場所時代の優勝12回などを記録し「双葉の前に双葉無し、双葉の後に双葉無し」との言葉が残るほど、名実共に史上最強の横綱でした。