日本の海軍軍人。最終階級は海軍中将。
三兄は「日本騎兵の父」と云われた陸軍大将の秋山好古。
正岡子規は同郷の友人。司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』の主人公となった。
1896年軍令部諜報課課員となり、アメリカ、イギリスに駐在し、のち軍務局第1課課員、海軍大学校教官を歴任。日露戦争では東郷司令長官の連合艦隊作戦参謀として各海戦の作戦を指揮した。
海軍きっての戦略家といわれ、日本海海戦の「丁字戦法」などの発案者とされている。
東郷は「智謀如湧」(ちぼうわくがごとし)と真之の作戦立案能力を評価した。
また名文家でもあり、彼の起案した日露戦争中の大本営への報告文「天気晴朗なれども波高し」は広く知られている。
秋山真之 歴史人物Tシャツ073
