南朝・奥羽鎮守府の麒麟児・花将軍こと北畠顕家のTシャツです。
有職故実に通じた公卿・親房の嫡子として奥羽平定に政治手腕を振るい、足利尊氏叛旗の折には追撃の軍勢を率いて電光石火の西上を指揮した軍才。
そして21歳で散った非業の最期…
日本人が好む総ての要素を兼ね備えながらあまり知名度がないことが惜しまれる存在です。
真田広之主演の1991年のNHK大河ドラマ「太平記」。
なんと、美少女だった後藤久美子が演じた顕家も、幼くみえても態度は堂々としていた、という『舞御覧記』の記述にもピッタリの、素晴らしいキャスティングでした。
この北畠顕家をはじめタレントには事欠かず、興味深さ・面白さは証明済みのはずが、何故か創作の題材にもされにくく不遇な印象の南北朝時代。
いつ誰がどんな作品でこの時代に火を点けるでしょうかね。
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