日本人なら誰もが知っている日本のむかし話の主人公、一寸法師のTシャツです。
まんが日本むかしばなし 一寸法師
このような現在一般に知られている一寸法師のお話は、御伽草子に掲載されたものが元。
「小さな子」のモチーフは、日本においては日本神話のスクナヒコナがその源流と考えられるとか。
大国主命(オホナムチ)がスクナヒコナの助力により国づくりをしたように、古来、小人は巨人とペアになって英雄の属性たる力と知恵をそれぞれ分け持つことが多いのだそうです。
巨人が知恵の欠落により鬼や笑われ者へと転落するのに対し、小人は知恵を働かせて(最後は成人の姿になりめでたく家に帰還する一寸法師の筋のように)成功します。
当時も今も、力よりも現実的な困難をするりとかわして行く狡知のほうが、より求められるのでしょうか。そして、小童だからこそ多少悪質ないたずらも許されるという心理的な効果もあるとか。
ではでは、Tシャツ、宜しくお願い致します。
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