数々のエキセントリックな逸話を残した一方、芸術的才能やユニークな発想、革新的な政治を行おうとする姿勢を見せた、貴族文化華やかなりし平安時代中期の天皇、花山天皇陛下のTシャツです
冷泉天皇の第一皇子。
父親の冷泉天皇も数々の逸話が残る人物であるが、負けず劣らず花山天皇も当時からエキセントリックな振る舞いを記した逸話が多い。
即位する前、高御座に美しい女官を引き入れたという好色の趣味にまつわる話、即位式において王冠が重いとしてこれを脱ぎ捨てた、清涼殿の壺庭で馬を乗り回そうとした、といった話などがある。
ただしこれらの逸話は、皇統を伝えられなかった冷泉系の天皇に対して故意に作られた(盛られた)ものであるという側面も考慮すべきである。
また一方で、革新的な政治を行おうとする姿勢を見せ、また絵画・建築・和歌など多岐にわたる芸術的才能に恵まれ、ユニークな発想に基づく創造はたびたび人々の意表を突いた。
藤原道兼に唆されて寛和の変で出家したのちも、長徳の変(花山院闘乱事件)に巻き込まれるなどして存在感を示している。
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更新日:2024.05.31
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