満30歳で夭逝しながら、音楽的・童話的な印象深い数多くの作品群、その波乱に満ちた生涯で今なお非常に人気の高い詩人、中原中也のTシャツです。
ダダイズムを信奉し、詩集に『山羊の歌』『在りし日の歌』などがある。
詩人としてだけではなく翻訳家としても著名で、傾倒し影響を受けていたフランスの作家アルチュール・ランボーの詩を訳した『ランボオ詩集』は非常に完成度が高く、当時の詩の大家・萩原朔太郎も称賛していたそう。
また、宮沢賢治の詩集『春と修羅』に出会い、不思議な宇宙観と口語による響きに魅かれていました。1935年(昭和10年)、賢治の没後一周年に刊行された『宮沢賢治全集』について『作品』1月号に掲載された推薦文では
「僕は彼の詩集『春と修羅』を十年来愛読している」「此の我々の感性に近いもの、寧ろ民謡でさへある殉情詩が、此の殉情的な国で、今迄読まれなかったなぞといふことは不思議だ」と評価しています。
なお、石川啄木と並ぶ日本文芸界の文豪二大クズと言われているとか(太宰を入れると三大だそうです 苦笑)
中也の場合、文人きっての酒癖の悪い男として有名。酒を呑んでは暴れる、所謂”酒乱”だったそうで、そのエピソードは枚挙に暇がありません。
しかし、芸術家気質の人間について普遍的に言えることですが、人間としてどこか欠けているからこそ、その作品は味わいを増しますよね。
こちらの素晴らしいWEBサイトなどで、改めて味わって見てください。
中原中也・全詩アーカイブ
http://nakahara.air-nifty.com/blog/2013/08/post-ed59.html
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